昔と比べて、住宅事情やライフスタイルも変化して仏壇や神棚がないご家庭も増えてます。

インテリアと合わない、置き場所がないなどのお悩も多いのではないでしょうか。

そのような変化にマッチしたコンパクトであったり、インテリア風の仏壇に人気が集まっています。

写真提供:はせがわ

仏壇の保有率について

仏壇がない家庭が増えているようですが、データによるとまだ半数のご家庭には仏壇があることがわかります。今は仏壇が家庭になくても、実家でまつっている場合は将来的には引き継ぐという方が多いようです。

*引用元:公益財団法人/庭野平和財団 日本人の宗教団体への関与・認知・評価の20年- 1999 年・2004 年・2009 年・2019 年の世論調査から-

材質、デザインなどから仏壇を選ぶ

仏壇は、材質やデザインの違いにより「モダン・家具調仏壇」「唐木仏壇「金仏壇」」といった種類に分かれます。見た目だけでなく、製造過程、個人的な主観による違いなどもあり、どれが良いかとは一概に言えません。

しいて言えば「毎日手を合わせたくなるかどうか」という点を選ぶポイントにしてください。

仏壇と一緒に、香炉、花立、ロウソク立といった仏具と、中央に安置するご本尊(宗派に応じた仏様)も揃えます。値段はさまざまで、インターネットでも購入できる時代です。実物を見て選んだほうが間違いはありません。なお、一緒に購入する仏具の価格も考えて選びましょう。インターネットで購入する際は、実店舗があり、日常のお参りや作法や仏事について気軽に問合せできるところで購入することをおすすめします。

引用元:インテリア仏壇 ルミエール より

仏壇を購入するときはここに注意

仏壇は、信仰の対象であるご本尊とともに故人を祀る、大切な場所です。購入の際は、次の点を考慮します。

置く場所を決める

仏壇は置く場所を決めてから購入しましょう。いまは和室がない家も増え、仏壇のスペースをとれないなど、大きな仏壇はむずかしいことが多いようです。棚の上におけるタイプや、扉を閉めると普通の家具のように見えるものなど、いろいろなタイプがでているので、家の間取りやライフスタイルに適したものを選びましょう。

宗派

宗派により、仏壇の荘厳(装飾)が違います。菩提寺や仏具店に相談、確認しましょう。

サイズ

仏壇を置く場所の高さや幅、奥行きを測っておき、サイズの合うものを選びます。仏壇の扉は両開きなので、開いた状態の幅も考慮します。

予算

仏壇本体のほかに、本尊や位牌、仏具なども必要になります。合わせて費用を考えましょう。

好みや雰囲気

一生付き合うものなので外見も重要です。また、安置する部屋の雰囲気となじむかどうかも考えましょう。

早めに依頼

位牌には戒名や俗名、享年などを彫ったり書いたりするので、出来上がるまでに一週間~二週間ほどかかります。四十九日法要に間に合わせるには早めに位牌を注文したほうがいいでしょう。なお浄土真宗の場合は位牌はつくらず、過去帳(故人の戒名、俗名、死亡年月日、享年などを記載しておく帳簿)でお祀りします。

引用元:現代仏壇の八木研:仏壇のあるリビング

良い仏壇店を見つける

仏壇店とは、買うだけのつきあいではなくなりますから、アフターケアや保証書の内容なども確認することが重要です。安売り、売り切りの展示会などを利用する場合は、購入後のアフターケアについて特に確認しましょう。同じ場所で長く店がつづいているのは、地域の信頼を得ているとゆうことです。地域の寺院についてもよく知っている店なら信頼でき、仏壇の幅広い知識があると安心して相談ができます。実際に何軒か店を訪ね、店の雰囲気や店員の人柄を感じることも大切です。

お仏壇選びは専門店へご相談下さい。

金仏壇の品質表示と原産国表示

最近、購入される方は少なくなってきましたが、『金仏壇』は漆塗りに金箔を施して華やかに仕上げたもののことを言います。

店頭やインターネットでの表示を定めており、より良いお仏壇を安心してお買い求め頂けます。基準にして決めるのもよいでしょう。

まとめ

まず仏壇を置く位置を決めましょう。デザイン・材質は多種多様にありますが、大きな買い物になりますので、じっくりと考えて決めましょう。仏壇店とは買うだけのつきあいではなくなりますから、十分に調べたりした上で実際に何軒か店を訪ね、店の雰囲気や店員の人柄を感じることも大切です。アフターケアがあるかどうかも合わせて確認しましょう。「あらたび」サポートデスクへお問合せしてみましょう。